私が音楽を専攻していた大学時代、大きな影響を受けた芸術家がいます。
おそらく誰もが知っているその偉大な人は、岡本太郎さん。
芸術は一部の人間のためだけの高尚な趣味ではなく、すべての人の生活に必要なものであり、誰もが芸術の表現者であると提言し、次々と当時の常識を覆した人です。彼の著書を読み漁るうちに、私は芸術と生活の関係に深く興味を持ち、ハワイ大学で民族音楽を勉強することを決意するきっかけとなりました。
これまで色々な場所を転々としてきましたが、今は滋賀県に住み、家族ができました。
やっぱり今でも芸術なしでは生きていくことはできません。滋賀県に、アーティストコミュニティーや支援団体のようなものがあるだろうか?そう思いながらインターネットで検索し、出会ったのがArtonerです。
Artonerは、「アートを身近なパートナーに」をコンセプトにアーティストのプロデュースやイベントの運営をしています。滋賀県のアーティストをゲストに招き、ラジオで対談したり、インタビューをし彼らの作品や情報を発信しています。いわば、アートを通じて人々をつなぐ橋渡しをしています。
なんてすばらしい!私たちTranSenzも是非お手伝いさせてほしい!と思い連絡を取り、先日メンバーの方々にお会いしました。
メンバーの皆さんもクリエーターとして活躍されているので、創造的なアイディアと計画を実行する行動力がとても刺激になりました。
滋賀県が好きで、アーティストをサポートしながら地域を盛り上げているすてきな方々とのすばらしい出会いに感謝 😉
TranSenzは、Artonerの英語版ホームページの作成に協力させていただきます。これから数ヶ月かかるプロジェクトになると思います。Artonerのコンセプトや、アーティストの紹介、イベント情報などを世界に向けて配信していきます。滋賀県に住んでみると分かることですが、とても住みやすく見所もたくさんある県です。京都や大阪は観光客も多く、外国人にもよく知られていますが、滋賀の魅力ももっと知ってほしいと思っています。アーティストとコラボしたイベントなどに様々な国から参加者が増えればいいと願っています。
大量生産された物に囲まれる代わりに、心のこもった、作り手の顔が見えるアートが増えていくことで、人とのつながりと豊かさが生活に生まれてくるのでは?
ぜひ一度Artonerのホームページをチェックしてみて下さい。